ブランディングのために出版したいと思うなら、「誰に」「どう思われたいか」を意図的に想起させなければなりません。
「誰に」というのは、読者ターゲットになります。
では、その読者ターゲットは、本屋さんのどの棚に行くことが多いでしょうか。
経営の本を出すのに、主婦をターゲットにしたら、絶対に売れません。
主婦の人は経営という棚にはほとんど行かないからです。
つまり、ターゲットがいく棚で本を出版しなければ、あなたのターゲットに手に取ってもらうことはできないということです。
その棚というのが、あなたが出版するべきジャンルになります。
そして、ジャンルが決まったら、次は、「どう思われたいか」です。
あなたがそう思われるためには、そのジャンルでどんな本を出版したらいいのかを考えます。
あなたのスタンスやキャラクターなども含めて考えてみましょう。
それが、本の内容や切り口になります。
こういうことをちゃんと考えないと、ブランディングに効果のある企画の立て方というのはできません。
最終的にその企画を見直したときに、想定するブランディングが本当にそれで叶うのか、ということを想像してください。
これができないのであれば、あなたが出版する意義はまったくありませんよ。